今回はOTTO DIY V5+ の組立方について記載したいと思います。
OTTO DIY V5+ セット内容
このような形で梱包されています、まず各パーツの解説をしていきます。
メインガイド2種類
- FD(四角形)
FDガイドは、角の周りに丸みを帯びた領域があり、アクチュエータの上部を快適に座らせながら、斜め方向の入力を分かりやすくします。 - BFY(半円形)
BFYガイドは、八角ガイド好む人向けです。これを代替手段として優秀です。八角ガイドより角の周りの丸みを帯びたを形状で、斜め入力を認識しつつ半円形の滑らかな入力感触を生み出します。
モジュラーボディ
ピボットコアを搭載するためのパーツです、金色M3ナットが埋め込まれています。
三和電子 TP-MA PCBまたはHORIマイクロスイッチPCBを取り付け可能にします。
ピボット&ピボットコア
- ピボット
滑らかなテフロン製で、ピボットはV5ピボットコアの内側にあります。Sanwa JLFまたはHORI Hayabusaジョイスティックシャフトに対応し、それぞれのレバーの既存のピボットを置き換えます。 - ピボットコア
滑らかなテフロン素材でできており、モジュラーボディに接続します。これは、V2コリアンスタイルのグロメットコアと交換可能です。
アクチュエーター&ネジ
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12mm、12.5mm、13mm特大アクチュエーター
アクチュエーターは各マイクロスイッチプランジャーを作動させるために使用され、12.5mmおよび13mmアクチュエーターはアクチュエーターとプランジャーの間の距離を短くし、作動を高速化するように設計されています。 - 2mm六角金色ネジ
三和電子P-1プレートまたはHORI Hayabusaプレートの取り付けに使用されていた既存のネジに置き換わるものです。ネジを取り付けるには、2mmの六角レンチが必要です。
アクチュエーターの見分け方は下記になります。
内側に穴がありますのでそちらを確認ください。
OTTO DIY V5+ の組立方
JLFもしくはJLXシリーズジョイスティックを用意します。
シャフトカバー、ダストワッシャーを外します。
裏面から作業に入ります。
メインガイドGT-8Fを外します。
スイッチ基板TP-MAを外します。
EリングJLF-Eを外します。
Eリングの外し方は下記動画を参考にすると良いです、専用工具がベストですが、小さめのマイナスドライバーで外すこともできます。
アクチュエーターJLF-P-5を外します。
スプリングJLF-SPを外します。
スプリングストッパーJLF-P-6を外します。
ベースワッシャーJLF-MWを外します。
メインシャフトJL-S9Fを外します。
平鉄板JLF-P-1を取り外します、取り外しの際にボルト部分が接着剤でつけられてるのでヒートガンもしくはドライヤーで温めてから取り外すのがオススメです。
そのまま外そうとするとネジを舐めやすいので注意してください。
JLF-TP-8YTシリーズ分解後
ここまでで分解したパーツでOTTO DIY V5+で左が使う部品、右が使わない部品となります。
LS32-01 Seriesを用意します。
サブガイドを外します。
LS-32用取付板とメインガイドを外します。
基板Assyが取り外せました、こちらを利用していきます。
オムロン版、パナ版どちらでも利用可能です。
OTTO DIY V5+を組み立てていきます。
ピボット、ピボットコア、モジュラーボディ、ネジを用意します。
ピボットコアをモジュラーボディにはめ込みます。
M3ナットをモジュラーボディ上面にはめ込みます。
裏面のM3ナットをはめ込みます。
この時、表面のM3ナットが外れないように注意してください。
平鉄板JLF-P-1をはめ込みます。
2mm六角で金色ネジを止めます。
スプリングストッパーJLF-P-6を用意します。
スプリングストッパーJLF-P-6を設置します。
スプリングJLF-SPを用意し、12mm, 12.5mm, 13mmサイズのアクチュエーターを選びます。
このアクチュエーター選びが操作感覚に大きく影響します。
サイズが大きくなるほどクイックでピーキーな操作が可能になります。
テフロン素材の滑らかさをメインとするなら12mmを選択してください。
アクチュエーターが決まったら、EリングJLF-Eを止めます。
基板Assy、FD(四角形)ガイド、BYD(半円形)ガイドを用意します。
基板AssyとFD(四角形)ガイド、BYD(半円形)ガイドの好みの方をセットします。
ネジ止めをします。
サンプル画像はBYD(半円形)ガイドです。
シャフトカバー、ダストワッシャー、レバーボールを取り付けて完成です、お疲れ様でした!
セッティングは好みとプレイするタイトルに合わせて変更してみてください。