OTTO DIY V2

今回は三和電子JLF-TP-8YTシリーズへのOTTO diy V2 取り付け方法について記載したいと思います。

OTTO diy V2 セット内容

このような形で梱包されています、まず各パーツの解説をしていきます。

メインガイド2種類

  1. FD(四角形)
    FDガイドは、角の周りに丸みを帯びた領域があり、アクチュエータの上部を快適に座らせながら、斜め方向の入力を分かりやすくします。
  2. BFY(半円形)
    BFYガイドは、八角ガイド好む人向けです。これを代替手段として優秀です。八角ガイドより角の周りの丸みを帯びたを形状で、斜め入力を認識しつつ半円形の滑らかな入力感触を生み出します。

モジュラーボディ

ピボットコアを搭載するためのパーツです、金色M3ナットが埋め込まれています。
三和電子 TP-MA PCBまたはHORIマイクロスイッチPCBを取り付け可能にします。

ピボット&ピボットコア

ピボット
  1. シリコングロメット
    コリアンレバーようなニュートラルが分かりやすい入力を再現します。

    テンション60と40が同梱されています、60の方が固くよりコリアンレバーに近いです。

  2. ピボットコア
    モジュラーボディに接続します。
    これは、V5、V1テフロンコアと交換可能です。

  3. コアカバー
    ピボットコアの上から被せ、平鉄板JLF-P-1と接続する際に利用します。
    V2のみのパーツとなります、V5,V1には付属しません。

  4. スプリング
    通常のスプリングJLF-SPよりも柔らかいものが付属しています。
    V2はシリコングロメットで入力の硬さが増すので、硬いと感じる場合はこちらを利用すると良いでしょう。

アクチュエーター&ネジ

  1. 12mm、12.5mm、13mm特大アクチュエーター
    アクチュエーターは各マイクロスイッチプランジャーを作動させるために使用され、12.5mmおよび13mmアクチュエーターはアクチュエーターとプランジャーの間の距離を短くし、作動を高速化するように設計されています。
  2. 2mm六角金色ネジ
    三和電子P-1プレートまたはHoriHayabusaプレートの取り付けに使用されていた既存のネジに置き換わるものです。ネジを取り付けるには、2mmの六角レンチが必要です。

アクチュエーターの見分け方は下記になります。

内側に穴がありますのでそちらを確認ください。

三和電子JLF-TP-8YTシリーズへのOTTO diy V2 取り付け方法

 

JLF-TP-8YTシリーズジョイスティックを用意します。

シャフトカバー、ダストワッシャーを外します。

裏面から作業に入ります。

メインガイドGT-8Fを外します。

スイッチ基板TP-MAを外します。

EリングJLF-Eを外します。
Eリングの外し方は下記動画を参考にすると良いです、専用工具がベストですが、小さめのマイナスドライバーで外すこともできます。

 

アクチュエーターJLF-P-5を外します。

スプリングJLF-SPを外します。

スプリングストッパーJLF-P-6を外します。

ベースワッシャーJLF-MWを外します。

メインシャフトJL-S9Fを外します。

平鉄板JLF-P-1を取り外します、取り外しの際にボルト部分が接着剤でつけられてるのでヒートガンもしくはドライヤーで温めてから取り外すのがオススメです。
そのまま外そうとするとネジを舐めやすいので注意してください。

JLF-TP-8YTシリーズ分解後

ここまでで分解したパーツでOTTO diy V2で左が使う部品、右が使わない部品となります。
OTTO diy V2を組み立てていきます。

OTTO diy V2グロメットコアを組み立てます。
テンションは固めなら60、柔らかめなら40を選択してください。

別売のOTTO diy V2 交換用シリコンインサート2 Kitなら
50や70も選択できます。
また交換用専用グロメットコアはシリコンを更にはめ込むので、
ニュートラルを更に分かりやすくしたい場合にオススメです。


写真の様にグロメットコアをピボットコアをはめ込み、組み立てていきます。


ピボットコアをモジュラーボディにはめ込みます。


ピボットコアをはめ込み、コアを受けからコアカバーを被せ、モジュラーボディ、ネジを用意します。



平鉄板JLF-P-1をにはめ込みます。

2mm六角で金色ネジを止めます。

スプリングストッパーJLF-P-6を用意します。

スプリングストッパーJLF-P-6を設置します。

JLF-SPもしくはV2付属のスプリングを用意し、12mm, 12.5mm, 13mmサイズのアクチュエーターを選びます。
このアクチュエーター選びが操作感覚に大きく影響します。
サイズが大きくなるほどクイックでピーキーな操作が可能になります。
シリコングロメットコアを感じたいなら柔らかいV2付属のスプリングを利用し、反発が強さを重視するならJLF-SPを利用してください。

アクチュエーターが決まったら、EリングJLF-Eを止めます。

スイッチ基板TP-MA、FD(四角形)ガイド、BYD(半円形)ガイドを用意します。

 

スイッチ基板TP-MAをセットします。

FD(四角形)ガイド、BYD(半円形)ガイドの好みの方をセットします。
サンプル画像はBYD(半円形)ガイドです。

 

シャフトカバー、ダストワッシャーを取り付けます。

完成です、お疲れ様でした!
セッティングは好みとプレイするタイトルに合わせて変更してみてください。

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